偏差値ってなに?模試の数字に一喜一憂しないために

こんにちは! ラパン学習塾 塾長のゆうきです。

いつも記事をお読みくださり、ありがとうございます。

先日、保護者の方とお話をしたとき、「偏差値」について話題にあがりました。

中学受験や模試でよく聞く「偏差値」。

「うちの子、模試で偏差値60だったんですが、志望校の80%偏差値に3足りません。このまま受験してもいいんでしょうか?」
――そんな不安の声が保護者の方から届きました。

そこで今回は、そもそも「偏差値ってなに?」というところから、志望校合格に向けて偏差値とどう向き合えばいいのか、わかりやすくお伝えします!

偏差値ってどうやって決まるの?

偏差値とは、簡単に言えば

「平均を50としたとき、自分がどれくらい上か下か」を表す指標です。

例えば、以下のような計算式で求められます:

偏差値 = 50 + 10 ×(自分の得点 − 平均点)÷ 標準偏差

といっても、難しく考えなくて大丈夫。
ざっくり言うと、成績を50段階で見るようなイメージです(だいたい25〜75の範囲に収まります)。

たとえば、ある模試の平均点が60点で、自分の得点が80点だったとしましょう。
標準偏差が10だった場合、

偏差値 = 50 + 10 ×(80−60)÷10 = 70

となります。

偏差値は「そのテスト」の中での立ち位置を表す

ここで注意したいのが、同じ点数でも、模試によっては偏差値が全く違う数字になることもあります。

たとえばテストで70点を取ったとしても、平均点が30点のテストで70点をとるのと、平均点が80点のテストで70点なのでは、全体からみたときの自分の立ち位置は全然違うはずですよね。

そんなイメージで、受ける模試の難易度によって、偏差値はかなり変わってきます。

大手の模試だと、SAPIXさんの模試では偏差値が低めに出て、首都圏模試だと偏差値が高めにでるのは、人数と難易度が違うからです。

「80%偏差値」ってなに?

中学受験ではよく「80%偏差値」という言葉を耳にします。

これは、その偏差値を取っている受験生のうち、80%が合格するラインを指しています。

たとえば、志望校の80%偏差値が55だとしたら、偏差値55の子が10人いたら8人が合格する、という意味になります。

でも、ここで大事なのは…

「80%ないから無理」ではないし、「80%あるから安心」でもない!

ということ。偏差値はあくまで1つの「目安」にすぎません。

中学受験で偏差値に振り回されないために

偏差値は便利な「ものさし」ですが、それに縛られすぎると本質を見失ってしまいます。

受験は「今の自分の立ち位置を知り、そこからどう伸ばすか」が大切。

模試の結果を冷静に受け止め、

「自分の成長した部分をみつけてモチベーションをあげ」

「弱点を克服するためにどう行動するか作戦を立てる」

ことに目を向けていきましょう!

おわりに

偏差値と正しく向き合い、偏差値にとらわれるのではなく

偏差値を自分の成長のための糧として学習にうまく活用していくことが、

合格すること、自分に自信をつけることにつながります。

当塾は、お子さまの「なりたい自分」になるために、人生・価値観・行動力に本気で向き合う個別学習塾です。

偏差値に一喜一憂するだけでなく、本当の学力と自信を育てたい方、ぜひ一度体験授業にお越しください。

長くなりましたが最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ラパン学習塾  塾長 ゆうき 

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