【学習習慣】学びの定着にはアウトプットが最重要です!!
こんにちは ラパン学習塾 塾長のゆうきです。
いつも記事をご覧いただきありがとうございます。
今回は、私が塾内で学習法や学習習慣の話をする時に、力を込めて説明していることを話します。
きっかけは、次のような相談をいただきました。
一生懸命単語帳を 読みこんでいるのに 全然単語が覚えられません。(中2)
せっかく頑張ろうとしているのに、 膨大な数の単語を覚えなければならないことが発覚したり、
単語に限らず、覚えたことが定着していないとわかるとげんなりしてしまいますよね。
頑張っているのに成果が出ないと、「自分には向いていないのかな」と不安になってしまうかもしれません。
でも実は、それは勉強の仕方が原因かもしれません。
今回は、勉強したことを定着させるため勉強法についてお話しします!
学び方によって「定着率」は大きく変わる!
アメリカの教育研究で有名な「ラーニングピラミッド」によると、学び方の違いによって知識の定着率は大きく変わることがわかっています。
下図をご覧ください。

この図を見ると、下段に行くほど定着率が高くなっているのがわかります。
では上4段と下3段の違いは何でしょうか。
それは、ピラミッドの上4段は、学びをインプットする行為、逆に下3段は、アウトプットする行為という違いがあります。
つまり、先生の話を聞いたり動画を見たりして「へー、そうんなだ。」というインプットだけで終わらせるのは非常に効率が悪く、
それを自分で使いこなそうとするアウトプットをすることにより、学びの定着率がぐんとあがるということです!
では、具体的にアウトプットする方法を次項で教えます。
勉強にアウトプットを取り入れる方法
「アウトプット」といっても難しく考える必要はありません。日々の学習に少し工夫を加えるだけで十分です。
例えば、相談していただいた「英単語を覚える」という目標のためのアウトプットをするならば、こんな感じです。
・覚えた単語を使ってオリジナルの文章を作る
・間違えた単語集をつくって後日確認する。
・人に説明するならどんな説明をするか考える。
(ただの和訳ではなく、アクセントや語源、語幹、派生語など、人に説明するような詳しい解説を考えたり調べたいする。)
他にも、当塾で苦手な子も多い数学でいうと…
・習った公式で実際に問題を解く。
・「なぜそうなるのか」を友達と話し合う。
・解き方を家族や友達(恥ずかしければ自分自身)に説明してみる。
アウトプットの仕方は無限にあります。様々な方法でアウトプットを行い、自分にバチッと合うものを見つけていけたら最高です!
まとめ 〜本番で力を発揮するために〜
勉強は「知識を入れるだけ」で終わってしまうと、残念ながら試験本番では力を発揮することは難しいでしょう。
インプットしたものをアウトプットしていくことで、初めて知識が「実力」となり、テストでも成果を発揮できるようになります。
日々の学習の中に、ぜひアウトプットの工夫を取り入れてみてください。
それが、学習習慣をより確かなものにし、将来の大きな自信につながります。
ぜひ一緒に、一生使える力を身につけていきましょう!
この記事が少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。
それでは、お読みいただきありがとうございました!


